アメリカに来てからテレビが欲しいと思ったときに、一体何を買えばいいか悩ましいですよね。
そこで私がお勧めしたいのが、Amazon Fire Stickなどが内蔵された「スマートTV」です。
Fire Stickは日本でも販売されているため、知っている人も多いと思いますが、これはインターネットに接続してYouTubeやNetflixなどの動画に簡単にアクセス・視聴できる端末です。
通常であればテレビとFire Stickをそれぞれ別で購入して、電源を別に確保し、テレビのHDMIポートにStickを差し込んで使うのですが、スマートTVは一体化されているので、テレビの電源を入れるだけすぐに使えます。
加えて、リモコンもTVとFire Stickが一体化されているので、テーブルの上がリモコンだらけになってしまうといった事態を防いでくれます。
スマートTVの特長
YouTubeやNetflixがサクサク見れる
以前からインターネットに接続できるテレビはありましたが、「反応が鈍い」ことがストレスでした。
Amazon Fire Stickの登場によってこの問題は劇的に改善されたのですが、スマートTVはさらにその上を行っていて、まったくのノーストレスで動画を視聴できます。
むしろ動画サービスに特化している分、スマホよりも快適に操作できると私は感じています。
特に子供のいる家庭では、画面が大きくてサクサク見れるというのは大きなメリットとなること間違いなしです。
また、動画視聴の快適さはインターネット環境に依存するところも大きいですが、我が家の事例で言いますと、インターネット回線はそれほど早い方ではありませんが、動画が途中で止まったりカクカクした経験はほとんどありません。
視聴できるコンテンツが増えてきている
アメリカではアマゾンが提供するFire Stickのほかに、「Roku」というサービスが人気です。
FireとRokuがアメリカでは二大ストリーミングサービスになっており、各テレビメーカーがどちらかを内蔵したテレビ（Fire TVやRoku TV）を多く販売していて、熾烈な競争が行われています。
また、ネット大手のGoogleもそれに追随し、「Google TV」というFire/Rokuと同様のサービスを展開しています。
そのお陰で、コンテンツは日々充実しており、最近ではディズニーチャンネルやHuluを含む、あらゆるストリーミングサービスが利用できるようになってきています。
また、abcやNBCなどのLiveニュースが見れるようになったり、Rokuが独自に提供するテレビ番組が視聴できたりと、スマートTVが一台あれば端末としては十分と言っても過言ではないかもしれません。
尚、Prime Video(プライムビデオ)は、5万作品以上を視聴できる動画配信サービスで、Amazonプライムのメインとなる特典の1つです。Fire Stickだけでなく、RokuやGoogle TVからも視聴できます。
アメリカで人気のスマートTV
次に、アメリカで売れているスマートTV（米アマゾン調べ）を3つ紹介します。上記で説明した通り、二大ストリーミングサービスのFire とRokuを内蔵したテレビが上位を占めており、日本製であればGoogle TVを内蔵したSONYのブラビアが人気です。
TCL Class 4-Series 4K UHD HDR Smart – Roku TV
中国電機メーカーTCLの「Roku TV」です。値段はサイズによって異なりますが、50インチが500ドルを切っていて、しかも４k 画質という、驚くべき安さです。（日本より断然安い！）
TCL Class 4-Series 4K UHD HDR Smart – Roku TV
Insignia Class F30 Series LED 4K UHD Smart – Fire TV
次は、アメリカ大手電化製品販売店がプロデュースしているInsignaの「Fire TV」です。こちらも4k 画質の50インチが500ドルを切っており、しかもTCLよりも若干安く設定されています。
Insignia Class F30 Series LED 4K UHD Smart – Fire TV
Sony 4K Ultra HD TV X85K Series: LED Smart Google TV
日本製のテレビの中では、画質に定評のあるソニーのブラビアX85シリーズが人気です。最新の55インチの機種（X85K）は日本で買うと16万円以上（価格.com最安値）しますが、アメリカでは1,000ドルを切ります。セール中だと約800ドルで買えることもありますので、1ドル140円で計算しても日本より約2～5万円ほど安く買えます。55インチと大画面なのでアメリカの広い部屋にもぴったりですし、5.1 chサラウンドシステムを繋げて映画などを楽しんでもいいですよね。
Sony 4K Ultra HD TV X85K Series: LED Smart Google TV
Sony HT-S40R 5.1ch Home Theater Soundbar System
どのサイズのテレビを買えばいい？
アメリカの家は基本的に広いので、小さくても43インチ以上をお勧めします。でないとソファに座ってテレビを見ようとすると、画面が小さすぎて何が映っているか分からない、という事になりかねません。アメリカの一般的なリビングであれば50インチくらいがちょうどいいサイズだと思います。
以下にテレビサイズの比較表を参考を載せておきます。
アンテナを取りければ現地の地上波放送も無料で見れる
私も渡米してしばらく経ってから知ったのですが、アメリカにも地上波放送があるんです。
それまで毎月数十ドルをケーブルテレビ会社に払っていましたが、スマートTVに室内アンテナ（数十ドル）を設置するだけで無料で視聴できるようになったので年間数百ドル節約できました。
アメリカで購入したテレビであれば規格が統一されていますのでどのアンテナを買っても取り付けできます。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
参考記事： 超簡単・初期費用わずか！ アメリカで地上波放送を見る方法
アメリカで買ったテレビは日本でも使える？
アメリカのテレビはユニバーサル電源（100-240Vで使用可）が採用されていますので、日本に帰っても問題なく使えます。
私の周りでもアメリカで買ったテレビを日本に持って帰る人は少なくありません。
ただし、そままでは日本の地上波は見ることができませんので、以下のハードディスクレコーダーを取り付けることで日本の地上波放送を視聴できます。
2万円もしませんので、日本とアメリカのテレビ本体の差額を考えると断然お得だと思います。
帰国時の荷物に余裕があれば、ぜひ日本に持ち帰って引き続き使いましょう。
まとめ：テレビを買うなら絶対スマートTVがおすすめ
これだけ高機能で高画質なテレビが数百ドル（数万円）で買えるとは、良い時代になったものです。
今やインターネットで動画を見る機会の方が多い時代ですので、これからテレビを買うならスマートTVにするのが賢明な選択だと思います。
スマートTVを導入して大画面でYoutube、Netflix、Amazon Prime Videoを楽しみましょう！
アメリカのテレビ事情について詳しく知りたい方は以下の記事もおすすめです。
