アメリカの照明はなぜ暗い？オススメの「明るい」ルームライト

アメリカに来てカルチャーショックだっと事の一つ、リビングや寝室に照明が付いていないこと。

最初は「そんなんじゃ生活できなくね」「きっと探せば照明付いてる部屋もあるっしょ」と疑っていましたが、沢山の物件を見た結果、これは紛れもない事実であることが分かりました。

これまで天井の明かりで生活してきた日本人にとっては戸惑いを隠しきれませんでしたが、実際に調べたり生活してみると、アメリカ人にとってはこれが普通なんだな、ということが分かってきます。

本記事では、アメリカの文化的な背景や、日本人にとって最適なルームライトの選び方について解説していきます。

アメリカの照明事情

アメリカの部屋には、そもそも天井に照明用のプラグが付いていないことが多いです。

つまり、日本人が使うような「天井に取り付けるタイプのシーリングライト」はアメリカ人は使わないのです。

では、どうやって明かりを確保しているか？というと、スタンドライトを使っています。

この背景には諸説ありますが、特に白人は目の色素の違いによって強い光や白い電球が眩しいと感じることに起因しているようです。

なので、テレビや読書をしたり、リラックスしたい場所では自分に合ったスタンドライトを使うというカルチャーが根付いているというわけです。

前置きが長くなりましたが、我々日本人がアメリカで暮らす際には、住む場所を決めたら最初に「スタンドライトを買う」というアクションが必要です。

なぜこれを強調するかと言うと、入居前に買っておかないと、引っ越してからライトが届くまで明かりなしで生活する羽目になるからです。

実際に私はアメリカ生活の初日にスタンドライトが間に合わず、スマホの明かりで一晩を過ごしました。（一日だけで済みましたが）

このような悲劇は二度と繰り返してはいけません。これが記事を執筆したモチベーションでもあります。

補足事項としては、オフィスやキッチンやバスルームなど、作業をこなす場所には天井にデフォルトで照明が付いています。またお部屋によってはリビングの一部だけシーリングライトが付いている場合があります。

前述の通り、アメリカ人にとっては照明に求めるものとして「暗さ」（まぶしくないもの）を重視します。

もし、アメリカ人と同じように「暗さ」を重視してライトを選ぶのであれば、近くのTargetなどで気に入ったデザインのものを購入することで良いでしょう。

ただし、これまで明るい部屋で生きてきた多くの日本人にとってはそれらは「暗すぎる」と感じるのが実態だと思います。

やみくもにデザイン重視で照明を買ってしまうと、明るさが不十分なライトに当たってしまう可能性ありますので、事前に必ず明るさをチェックすることが大切です。

明るさはLumen（ルーメン）という単位で表されます。数字が小さいほうが暗く、大きい方が明るいです。リビングで使うのであれば2,000ルーメンは欲しいところです。

また、ライトの色温度を決めるKelvin（ケルビン）という単位もあります。数字が小さいほうが黄色に近い「暖色」、大きい方が青に近い「寒色」といった具合です。こちらも覚えておくと便利です。

これまでご説明した点を踏まえて、私が使ってみて良かったお勧め商品を紹介します。実際私はこの照明を3台保有しており、とても満足しています。

以下のようなタイプの方は満足度が高いと思います。

なお、この製品は配達時には折りたたまれており、5分くらいで簡単に組み立てることができます。

また、配送時のサイズは大きめの靴箱くらいですので、ホテルなどで受け取っても持ち運びに困ることはありません。

リモコンと本体どちらからでもオン/オフや、明るさ調整、色温度の切り替えができます。

私は寝室とリビングは壁の色と同化させたいので、パールホワイトを使っていますが、仕事部屋はそれほどこだわりがなかったのでセールで安くなっていたシルバーを使っています。

本製品は複数のボディカラーのラインナップから選べますので（以下のリンク先から確認できます）、お部屋や好みに合わせて購入されるとよいと思います。

また、アメリカでは気に入らなかったら簡単に返品できるのが良いところです。アマゾンで購入したものならウェブで手続きをしてWhole Foods Marketなどで引き渡しができるのでとても便利です。

本当に買ってよかった商品の一つですので、お部屋が決まったら早めに購入されることをお勧めします。