アメリカではケーブルテレビに加入している人が多いイメージが強いですが、実は日本と同じように地上波放送を見ることができます。
ただし、いくつか制約がありますので、そのあたりの注意点を踏まえつつ、実際にどうずれば見れるのかを解説していきます。
ちなみに、私はこの事実を知ってから、毎月数十ドルもケーブルテレビ代を払うのが馬鹿らしくなり、思い切って解約しました。年間で400ドルくらいは節約できたと思います。
今の時代、スマートテレビがあればYoutubeでニュースや子供向け番組が見れますし、もともとケーブルテレビはほとんど見なくなっていたので切り替え後も全く不自由は感じませんでした。
もっと早く気づいていればよかったです。
そもそも日本のテレビとアメリカのテレビって何が違うの?
基本的に、日本のテレビをアメリカに持って行っても現地では使えません。
というのも、日本とアメリカでは使用している電波や規格が異なるため、受信機であるテレビにも互換性がないからです。
では、どのテレビが使えるの?ということですが、アメリカで購入したテレビであれば大丈夫です。
アメリカは物価が高いですが、テレビは非常に安く手に入ります。例えば、50インチのスマートTVが500ドル以内で買えます。
日本のテレビをわざわざ運搬する手間やコストを考えると、現地で調達するのが得策です。
アメリカで買えるおすすめテレビについては以下の記事でまとめていますのでよろしければご覧ください。
関連記事:アメリカでテレビを買うならスマートTVがおすすめ!日本で買うより断然安いよ!
どうすれば地上波を受信できるの?
アメリカで購入したテレビにアンテナを設置すれば地上波を受信できます。
以下の手順に沿ってアンテナを設置しましょう。
アンテナの設置方法
①まずは自宅に電波が届いているか確認します
以下のサイトから確認できます↓
DTV Reception Maps
※電波が届かない地域にお住いの方は残念ですが諦めてください。
②次にアンテナの設置場所を決めます
大きく分けると、室内に設置するタイプと屋外に設置するタイプがあります。
アパートにお住まいの方は基本室内用しか選択肢がないと思います。
窓に張るタイプや卓上に置くタイプなど色々ありますので、部屋のレイアウトや好みに合わせて検討しましょう。窓に近いところの方が電波が届きやすいようです。
③設置場所を決めたらアンテナを購入します
室内用は安いものだと13ドルから、高いものでも60ドルくらいです。
④アンテナを取り付けてチャンネルを設定します
以下の写真は我が家の設置例です。端子を一つ差し込んでチャンネル設定(自動)するだけなので、5分もあれば完了です。(この機種は電源確保も不要)
受信状況が悪いときはアンテナの位置を変えてみてください。少し向きを変えたりずらすだけでも全然違います。
うまく設定できると以下のように番組一覧が出てきます。我が家はそれほど電波状況は良くありませんが、ニュースをはじめ、スポーツやドラマなど、17チャンネルくらい見れています。
私が一番よく見るのは「7 NEWS」というボストンのローカル番組です。それから、NBCも入りますので、サンクスギビングの風物詩でもある「Macy’sのパレード」や「スーパーボウル」の中継も視聴できますし、FOXで「FIFAワールドカップの生中継」も入りました。これらが見れるだけでも設置した甲斐があったと思っています。
私が購入したモデル↓(コンパクトで使い勝手が良いです!)
4k/8k画質に対応で、広範囲の電波が拾える機種は以下。アマゾン評価も高く人気の機種です↓
まとめ:アメリカでテレビを買ったらアンテナを取り付けよう!
アメリカでテレビを視聴するためにはケーブルテレビに加入する必要があると思っている人はとても多いです(私もそうでした)。
実際には初期費用をほとんどかけることなく無料で地上波放送が視聴できますので、知っているか知らないかで日々の生活コストが大きく違ってきます。
ケーブルテレビに加入している方はこの機会にアンテナの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
その他の生活コスト(固定費)を見直したい方は、スマホ代のコストカットを検討されるとよいと思います。アメリカにも格安SIMがあり、安いものだと月5~6ドルで通話&データ通信ができるプランがあります。月30ドル以上払っている人は乗り換えると年間数百ドル節約できます。
関連記事:【徹底比較】アメリカ格安SIM(MVNO)5社の携帯料金・プラン 2022年版
そのほか、アメリカのテレビ事情について知りたい方は以下の記事で紹介していますのでご参考ください。