【徹底比較】アメリカ格安SIM（MVNO）5社の携帯料金・プラン 2024年版

アメリカでも日本と同じように格安SIMが使えるって知っていますか？

しかも、けっこう豊富な選択肢があります。

値段は安くて月5ドル、高くても30ドル以下に抑えられますので、

もし月30ドル以上スマホ代に支払っているのであれば「もったいない」ので絶対に見直した方がいいです。

また、現在月20ドルくらいに抑えられている人でも、通話＋データ通信＋SMSができて10ドル以下で使えるプランもありますので、この機会に見直してみることをお勧めします。

格安SIMに乗り換えると、家族単位で年間数百ドルも節約できます。この金額は現在契約しているスマホの料金が高ければ高いほど、家族の数が多いほど節約の効果が大きくなります。

本記事ではアメリカで人気の5社のプランと価格を紹介します。

そもそも「格安SIMって何？」「日本とどう違うの？」という疑問を持っている方にも、なるべく分かりやすく説明しますので、参考になれば幸いです。

※最後に5社の比較表を載せていますので、目次から飛ぶこともできます。

アメリカの格安SIM

アメリカの格安SIMの仕組みは日本と同じです。

格安SIMの業者はMVNO（Mobile Virtual Network Operator：仮想移動体通信事業者）と呼ばれ、日本で言うと、UQモバイル、ahamo、LINEMO、mineoなどがこれに当てはまります。

MVNOは、ドコモ、au、Softbankなどの「大手のネットワーク回線」（すでに出来上がったもの）を間借りすることで設備コストを抑え、インターネット上でサービスを提供することで店舗や人件費などのランニングコストをかけずに済むため通信費を極限まで安くすることができます。

アメリカの大手通信会社は「Verizon」「T-Mobile」「AT&T」の3社です。

アメリカのMVNOはこの大手3社のいずれかのネットワークを使って格安SIMサービスを提供しています。

つまり、回線は大手と同じなので、「電波が届かない心配がない」、「通信障害などが起こりにくい」というのが特徴になります。

以下は大手3社がカバーしている範囲をマップで示したものです。いずれの会社も山岳地帯や一部の過疎地を除いて全米をカバーしています。格安SIMでも同じ回線が使えるという事です。

デメリットとしては、間借りしている関係上、「大手のプランの加入者の通信が優先されてしまう」という点です。例えば回線が混み合うランチの時間帯などはMVNOの回線はとても遅いです。

ただし、このデメリットはWi-Fiに接続することで解決できますし、遅いと言っても全く通信ができなくなるわけではありません。費用の安さを考えればメリットの方がはるかに大きいと言えます。

日本から持ってきたスマホは使える？

「SIMロック解除されたスマートフォン」であればアメリカでも使えます。

但し、特定のメーカーや古い機種に対応していないことがありますので、不安であれば契約前にQ&Aをチェックしたり、チャットなどで問い合わせて確認しておくと安心です。

一部のMVNOでは、契約前のプロセスでお持ちの機種が対応しているかチェックしてくれます。iPhoneなどメジャーな機種であれば、どのMVNOでも対応しているようです。

以下で、アメリカで人気のMVNOを紹介していきます。

Tello

TelloはT-Mobileの回線を使用したシンプルなMVNOです。データ量や無料通話時間を自分の好みにカスタマイズすることができます。例えば、500MBのデータ量＋100分の無料通話が付いたプランは6ドル、データ無制限＋通話無制限のプランを選んだとしても29ドルです。また、日本を含む60か国以上への国際電話が無料通話の範囲内で可能です。途中で他社に乗り換えたとしてもペナルティ無しで解約できるところもメリットで、データ量や通話時間など、自分でプランをアレンジしたい方や、日本に帰ってからもアメリカの携帯番号をキープしたい方におすすめです。紹介リンクから契約すると支払いや機種購入に使える10ドル分のクレジットがもらえます。日本人の利用者が多くて価格とサービスのバランスが取れているので「迷ったらこれ！」と言ってもいいでしょう。

US Mobile

US Mobileは通信大手VerizonとT-Mobileの二社のネットワークからプランが選べるのが特徴のMVNOです。最大の特徴は無料体験が100日間もついてくるところで、お試し期間中に電波の繋がりやすさや使い勝手を確認することができます。また、無料通話やデータ量を自由に組み合わせられるプランや、MVNOでは珍しいサブスクサービスがついた無制限プランや家族でデータ量を分け合えるプランなどかゆいところに手の届くサービスを提供しています。

Mint Mobile

Mint Mobileはアメリカで人気のMVNOで、ユーザーニーズの変化をいち早く察知し常にサービス更新することで顧客満足度を上げることに務めている会社です。3ヶ月から購入できるお得な4GBプランは通話無制限が付いて月15ドルです。データを大量に使う人であれば、35GBの高速データと5GBのホットスポットデータが付いたプランが月額30ドルから始められます。また、この会社は新規入会者向けに割引キャンペーンなどを定期的に行っていますので、お試しに使ってみるのも良いと思います。すべてのプランに7日間の返金保証が付いていますので、万が一サービスが気に入らなかったとしても安心して解約できます。利用者が多くて価格とサービスのバランスが取れているので「迷ったらこれ！」と言ってもいいでしょう。

Visible

Visibleはアメリカ通信最大手Verizonが運営するMVNOです。日本でいうdocomoとahamoのような関係で、ネットワークの安定性やカバー範囲、運営母体の信頼性から一定の人気があります。Visible Unlimitedプランは、Verizonの5Gが使えて通話無制限、テキスト無制限、データ無制限が含まれて月30ドルで利用できます。通話時間やデータ通信量の多い方で、大手の安定したネットワークを使用したい方におすすめです。

※申し込みは「Bring my phone /Get a new phone」から始めます。

Red Pocket

RedPocketは最近シェアを伸ばしているMVNOで、4種類のデータ量（3, 10, 25, 100GB）からそれぞれ月額プラン、年間プラン、ファミリープランが選択でき、ファミリープランだと2回線目から割引が受けられます。また、いずれのプランも通話は無制限で、米国だけでなく、日本を含む80か国以上に国際電話かけ放題なのが特徴です。海外と通話をする方で、分かりやすい料金体系からファミリーで複数回線を契約したい方におすすめです。

まとめ（5社比較）

アメリカで人気の格安SIM 5選を紹介させていただきました。

以下に比較表を載せておきますので、ご自分に合ったプランを探してみてください。

回線	T-Mobile	Verizon, T-Mobile	T-Mobile	Verizon	Verizon, AT&T, T-Mobile
スピード	4G/5G	4G/5G	4G/5G	4G/5G	4G/5G
最安プラン	5ドル～	5ドル～	15ドル～	30ドル～	15ドル～
データ量	0GB/0.5GB/1GB/2GB/5GB/10GB 無制限	同左	4GB/10GB/15GB/無制限	無制限	3GB/10GB/25GB/100GB
無料通話	0/100分/300分/ 500分/無制限	0/75分/150分/ 300分/500分/ 1000分/無制限	無制限	無制限	無制限
SMS	〇（無制限）	50通/100通/ 300通/1000通/ 2000通/無制限	〇（無制限）	〇（無制限）	〇（無制限）
国際電話	◎ (日本含む60か国以上無料)	〇 （日本含む87か国） ※GSMネットワークのみ可	〇 (Canada, Mexico無料)	〇 (Canada, Mexico無料, Visible+プランで 日本他30か国無料）	◎ (日本含む80か国以上無料)
海外ローミング	◎ （Wi-Fi 下で通話/SMS可）	◎ （Wi-Fi 下で通話可）	〇	×	×
eSIM	〇	〇	〇	〇	〇
コメント	自分でアレンジして 費用を抑えたい人、 日本でアメリカの 携帯番号を維持した い人向け （迷ったらこれ！）	最大手の回線Verizonが 選べて最安5ドル ＆100日間トライアル 家族シェア、通話、データ等、 カスタムが自在	価格とサービスの バランスが良い	最大手ネットワークを 利用したい方向け	3つのネットワークから選べて プランもリーズナブル
リンク	公式サイト (15％offリンク)	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

【あわせて知っておきたいお得な情報】
アメリカのRakutenのサービスを利用すると、携帯電話のサービス利用申し込み時にキャッシュバックが適用されることがあります。まだ未登録の方は以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事：【入会40ドル＋Cash backもらえる】アメリカのRakutenを使ってお得に買い物しよう！