【最強コスパ】Chase Sapphire Preferredレビュー | アメリカおすすめクレジットカード

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アメリカのクレジットカードは種類がありすぎて一体何を作ればよいか悩ましいですよね。今回はまさにオールラウンダーともいえるChase Sapphire Preferredカードを紹介します。

私は基本的にAmexのヒルトンカードでポイントを貯めるのが好きなのですが、Chaseのカードはポイントを現金化できたり、ヒルトン以外のホテルのポイントや、航空会社のマイルに交換できるので非常に使い勝手が良いです。

また、カードのブランドがVISAであることや、期間限定オファーがあったり、カードに付帯する特典も超絶お得なので、私の財布&Apple Payには常にこのカードが入っています。

それでは、このカードについて以下で詳しく見ていきましょう。

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Chase Sapphire Preferredの概要

Chase Sapphire Preferredはアメリカの最大手銀行J.Pモルガンチェース(Chase)銀行が発行するクレジットカードです。

外観
年会費95ドル
入会ボーナス通常 60,000 UR ポイント
(600ドルに現金化可能)
ミニマムスペンド3ヶ月で4,000ドル
外貨手数料無料
カード利用時の
ポイント
トラベル x 5倍 or 2倍
Lyft利用 x 5倍
レストラン x 3倍
ストリーミングサービス x 3倍
スーパー x 3倍
その他 x 1倍
その他特典Gopuffクレジット 毎月10ドル
DoorDash配達料金 無料
旅行で使える特典(以下参照)

更に、クレジットカード付帯特典として、旅行に特化した多くのベネフィットが提供されています。

旅行に特化した多くの特典

旅行遅延・キャンセル保険

旅行キャンセル保険は最高1万ドルまで、旅行遅延保険は航空券1枚につき500ドルまで補償されます。また、手荷物紛失保険は1人あたり3,000ドルまで補償され、手荷物遅延保険は1日あたり100ドル、最大5日間まで補償されます。

レンタカー保険(Primary Coverage)

レンタカー利用時の保険をカバーしてくれます。他のクレジットカードは「セカンダリー保険」といって、まずは自分の自動車保険を優先して適用させる必要があるのですが、Chase Sapphire Preferredであれば自分の自動車保険を使わずに保険金を請求することができます。アメリカでは旅行先でレンタカーを借りる機会が多いため毎回数十ドルのレンタカー保険に入らなくて済むので大きなメリットです。

購入・延長保証プロテクション

購入した製品に3年以内のメーカー補償がある場合、対象商品の保証期間を1年延長する保証を受けることができます。また、1アカウントあたり最高5万ドル、1クレームあたり500ドルの購入補償が受けられます。

Visa Signatureコンシェルジュサービス

チェースでは、カードの利用者は無料でVisa Signatureコンシェルジュサービスを利用することができます。具体的には、旅行やレストランの予約、ショッピングのリクエストのリサーチなどをコンシェルジュエージェントに手伝ってもらうことができます。例えば、旅行中、言葉が通じない人気レストランの予約を手伝ってもらうことができます。

50ドルのホテルクレジット(毎年)

新規作成時と更新時(毎年)に、50ドルのホテルクレジットが付与されます。このクレジットはChase URトラベルポータル経由の予約に適用され、特にホテルチェーンの縛りなどはないので柔軟に使うことができます。このカードの年会費は95ドルですが、ホテルクレジットを考慮すると年会費は実質45ドルということになります。

カード更新時に前年度利用額の10%ポイント付与

カードを更新すると前年度利用額の10%のポイントが付与されます。

例えば年間を通じて1万ドル使ったとすると、10%の1,000ポイントが付与されます。このポイントは1ポイント1セント(1,000ポイント=10ドル)で現金化できますので、翌年度の年会費が実質10ドル割引になるという計算になります。

更新時にこのようなポイントが付与されるのは他のカードにはない特典です。

ホテルクレジットと合わせればどんどん年会費の負担が減っていくので、初回ボーナスをもらったらすぐに解約したくなるカードとは違って、いつまでも持ち続けたくなるカードですよね。

幅広いジャンルで使える期間限定オファー

カードが手元に届くと、スマホアプリやパソコンのChaseアカウントから「期間限定オファー」に申し込めるようになります。

この期間限定オファーは常時行われていて、その時々でオファーに出てくるお店や割引率が異なります。

オファー期間は2~3週間のものが多くて、アプライ(ボタンを押すだけ)してからカードを利用すれば5~20%の範囲内で割引が適用されます。

例えば、以下は記事作成時点のオファーをスクショしたものですが、全部で55個ありました。

一例として、ファストフードが全て10%(マクドナルド、サブウェイ、Shake Shack、Five Guys、ダンキンドーナツ)、ホテルが10~15%(ウェスティン、クラウンプラザ)、ガソリンが5%(エクソンモービル)、動画サービスが10~20%(YouTube、ESPN、Disney+)、その他、チョコレートで有名なゴディバとリンツが10%が、カード利用ポイントとは別に付与されます。

そもそも入会ボーナスで(ミニマムスペンド4,000ドル)で6万ポイントがもらえるので「一体どれだけサービスしてくれるの??」という感じです。

さすが、Chaseが誇る最強コスパカードは違いますね。


すでにこのカードの魅力はお腹一杯になるくらい伝わったと思いますが、次にChase Sapphire Preferredの価値を最大化するURポイントの使い道について解説します。

URポイントの使い道

URとはUltimate Rewardの略で、チェースが付与する独自のポイントのことです。

このポイントは以下の用途で使用できます。

Chase Travel Portal経由の旅行
キャッシュバック(1ポイント1セントで現金化 → 指定銀行に入金 or カード利用額から控除)
ギフトカードに交換
提携先にトランスファー

通常、URポイントはChaseトラベルポータルを通じて旅行に使用すると最もお得になります。

ポータルを通じて、クルーズ、レンタカー、航空券、ホテルなどの旅行にポイントを交換すると、1ポイントあたり1.25セントと、キャッシュバックよりも25%お得になります。

この方法でポイントを交換すれば、特典航空券(マイル)を利用した際のブラックアウト(特典除外日)の心配をする必要がなく、加えて、一部のホテルや航空会社ではロイヤリティプログラムによりポイントやマイルが貯まるので、ポイントを使用してマイルが貯まるという錬金術(二重取り)ができます。

URポイントをトランスファーできる提携先は以下の13社で、すべて1:1の価値でマイレージ・ポイントプログラムに移行することができます。

航空会社提携先

・ユナイテッド航空
・サウスウエスト航空
・ジェットブルー
・ヴァージン アトランティック航空
・ブリティッシュ・エアウェイズ
・エールフランス
・イベリア・プラス
・シンガポール航空
・エアリンガス

ホテル提携先

・マリオット
・ハイアット(おすすめ!)
・IHG

この中では、宿泊に必要なポイント数が少ないハイアットが断然お得です。

ラグジュアリーホテルに宿泊するために必要なポイントがマリオットやIHGであれば5万ポイント以上のところ、ハイアットではなんと2万ポイント台から予約できます!

※URポイントはヒルトンには移行できませんので、ヒルトンポイントを貯めたければAmexヒルトンカードもおすすめです。

まとめ:Chase Sapphire Preferredは作れるなら絶対に作るべきカード

チェースのカードは承認条件が厳しいことでも有名ですが、コストコなどでも使えるVISAブランドであることや、50ドルのホテルクレジットや保険などの年会費を上回る旅行特典、幅広いジャンルで使える期間限定オファー、そしてハイアットに移行できるURポイントが入会特典で6万ポイントももらえるなど、作成することで得られるメリットが図り知れません。

アメリカ生活を豊かにしてくれる「作れるなら絶対に作るべきカード」と言えますので、この機会にぜひ検討してみてください。

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アプルーブされなかった時の対処法

原因は、クレジットスコアが足りていない(目安:740以上必要)か、クレジットヒストリーの期間が短い(目安:1年以上必要)ことが考えられます。

その場合は、Chaseの銀行口座を開設してChaseとの信頼関係を構築しておくことで「目安」に満たなくてもクレジットカードがアプルーブされる確率が上がります。

Chaseの銀行口座(Checking口座 = アメリカの一般的な預金口座)はオンラインで10分ほどで開設できて200ドルもらえますので、まだ開設していない方はこの機会に検討されるとよいと思います。開設方法は以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしていただけると幸いです。

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