こんにちは!アメリカでのウォシュレットの普及についてお話ししようと思います。「アメリカ人はウォシュレットを使わない」と思っている人も多いかもしれませんが、実はここ最近、じわじわとその普及率が上がっています。
今回は、アメリカのウォシュレット事情、そしておすすめのウォシュレットをご紹介します。アメリカでウォシュレットを使いたいと思っている方に役立つ情報をお届けしますので、ぜひチェックしてみてください!
アメリカにおけるウォシュレットの普及状況
アメリカでは、日本のようなウォシュレット文化が根付いていないのが現状です。
しかし、最近はウォシュレットを取り入れる家庭が増えてきました。特に、都市部ではウォシュレットの人気が急上昇しています。
その背景には、衛生面や快適さを重視する人々のニーズがあると言われています。ウォシュレットを使うことで、トイレットペーパーを削減でき、温水洗浄でより清潔に保つことができるので、便利さを感じる人が増えています。
また、2020年以降、特にコロナ禍で自宅の衛生環境を見直す人が増えたことも関係しているようです。自宅での快適性を求めてウォシュレットを取り入れたところ、「おっ、いいじゃん!」となったアメリカ人も多かったに違いありません。
以下はTOTOが公表している2024年のレポートですが、ウォシュレットの販売台数の伸びが顕著かつ2024年以降かなり強気な計画を立てています。今後も普及率は拡大していくでしょう。

アメリカでウォシュレットが注目される理由
アメリカでウォシュレットが注目される理由について、私なりに分析してみました。
1. 衛生面の向上
ウォシュレットの魅力として「衛生的」であることが挙げられます。トイレットペーパーで拭くよりも温水で洗う方が清潔だと感じる人が増えているのかもしれません。
2. エコな選択肢
ウォシュレットを使うことで、トイレットペーパーの使用量が削減できます。環境意識が高まっている中で、コロナをきっかけにエコな選択肢としてウォシュレットが意識されるようになったと言えるでしょう。
3. 暖房便座
ウォシュレットには「暖房便座」の機能が同時に備わっているものが多いです。アメリカ北部には冬には-10℃を下回る地域も珍しくありませんので、一度使ってみたらその快適さに口コミが爆発するしてもおかしくありません。
4. リモートワークと自宅の快適さ
先にも書きましたが、パンデミックの影響でリモートワークが急速に広がりました。現在はパンデミックが収束し、RTO(Return to Office)の会社も増えたと思いますが、そもそもアメリカは国土がとても広く、東海岸と西海岸で時差が3時間もあるため、多地域に展開している会社であれば物理的なコミュニケーションには限界があります。すなわち、RTOにも限界があるため、リモートワーク&自宅の快適さを求める流れは大きくは買わないと思われます。
アメリカで買える人気のウォシュレット
アメリカで手に入るウォシュレットをいくつかご紹介します。米アマゾンの人気ランキング順(記事作成時点)となっていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
1. TOTO Washlet
TOTOのウォシュレットはアメリカでも人気です。以下はリモコンで操作するタイプのモデルですが、Amazonランキングでトップとなっています。

TOTO SW3084#01 WASHLET C5 Electronic Bidet Toilet Seat with PREMIST and EWATER+ Wand Cleaning, Elongated, Cotton White
2. BioBidet BB-2000
BioBidet BB-2000は、かなり高機能なモデルです。温水洗浄、温風乾燥、便座加熱、さらにノズルの自動洗浄機能などが搭載されており、リモコン操作で細かな調整もできます。機能面でこだわりたい方にはおすすめです。

Bio Bidet BB2000 Bliss Electric Bidet Toilet Seat, Warm Water with Air Dryer, Heated Seat with Sensor and Slow Close Lid, Night Light, Remote Control, Elongated, White
3. Brondell Swash 1400
Brondell Swash 1400は、豪華な機能が揃ったウォシュレットで、温水洗浄、温風乾燥、便座温暖機能に加え、オートオープン&オートクローズ機能も搭載。デザインもシンプルでスタイリッシュなので、インテリアにも合わせやすいです。

Brondell Bidet Toilet Seat S1400, Smart Toilet Seat, Dual Stainless-Steel, Self-Cleaning Nozzle With Clean Plus Technology, Endless Warm Water Bidet, Warm Air Dryer-Nightlight, Heated Seat, Elongated
4. ALPHA JX Bidet Seat
ALPHA JX Bidet Seatは、シンプルで操作が直感的なウォシュレットです。温水洗浄と便座温暖機能が基本装備されており、初めてウォシュレットを使う方にもおすすめ。さらに、エコモードや節水機能も搭載されていて、環境にも優しい設計です。

ALPHA BIDET JX2 Elongated Bidet Toilet Seat, White, Endless Warm Water, *NEW* Bowl Mist, LED Light, Quiet Operation, Wireless Remote, Stainless Steel Nozzle, Sittable Lid, 3 Year Warranty
アメリカのバスルームは3点ユニットタイプが多いからか、リモコンタイプが多いですね!
アメリカでウォシュレットを取り入れる際のポイント
取り付けの簡便さ
アメリカで販売されているウォシュレットは、多くが「ビデシート型」で、取り付けが簡単です。専門的な知識がなくても、自分で取り付けることができるので、気軽に導入できます。
電源の確認
ウォシュレットは電力を使用しますので、自宅のトイレにコンセントがあるか確認しておきましょう。ほとんどの製品は標準的なコンセントで使えるので、事前にチェックしておくと安心です。
トイレのサイズの確認
トイレの形状によっては、ウォシュレットが合わない場合があります。購入前に、自宅のトイレのサイズや形状を確認して、適合する製品を選ぶようにしましょう。
まとめ
アメリカでウォシュレットが徐々に普及している理由は、衛生面やエコ、快適さを重視する人々が増えたからです。オンラインショップやHome Depotで購入できるウォシュレットの選択肢も増えており、手軽に取り入れることができるようになりました。
私の周りの在米者でもウォシュレットを導入しているひとは結構いますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が快適なアメリカ生活の一助となることを願っています!