アメリカで生活を始めるとシャワーが壁に固定されていて使いにくいことに気がつきます。
特にこんな時に不便さを感じます↓
- 浴槽が洗いにくい
- 水圧が低い
- 子供をお風呂に入れるときに困る
こんなお悩みは、シャワーヘッドをホースタイプのものに交換することで一気に解決します。
しかも、業者に頼まず自分で簡単に。
以下で、具体的な方法を紹介していきます。
そもそも、賃貸でシャワーヘッドを交換して問題ないの?
答えはYesです。退却時に元に戻しておけば交換しても問題ありません。
とはいっても不安な人は、念のため大家さんやアパートの管理会社に確認を取っておきましょう。
なお、取り外したシャワーヘッドは間違って捨てないようにしてください。大切に保管しておき、退却時に元の状態に戻せるようにしておきましょう。
どのシャワーヘッドを選ぶべき?
アメリカのシャワーヘッドは規格が統一されていますので基本的にどれを買っても取り付けできます。
私は6段階で切り替えができる以下のモデルをアマゾンで購入しました。他にもいろいろと選択肢はありましたが、この商品は値段もお手頃で、特にこだわりがない方はこれを買っておけば間違いないと言えるくらいオススメです。
AquaDance High Pressure 6-Setting 3.5″ Chrome Face Handheld Shower with Hose
※水圧等の切り替えは手元のレバーで行います。私の場合、自分が使うときは水圧が高いモードを使い、子供をお風呂に入れるときは水圧が低いモードに切り替えています。
実際の交換方法
手順①
付属のシャワーヘッドを取り外します
手順②
ネジ山の部分に付属のシーリングテープを巻きます。
1-2周だけではシールが甘く水が漏れる可能性があるため、5~10周ほど巻いておくと安心です。
手順③
シャワーホルダを取り付けて、ホースを接続するネジ山にシーリングテープを巻きます。
手順④
ホースを取り付けます。
手順⑤
ホルダーにシャワーヘッドをセットすれば完成です。
シャワーヘッド交換の際にはモンキーレンチ(スパナ)が必要になります。
スパナはホームセンターやターゲットなどでも売っていますので、事前に用意しておきましょう。
私は以下のコンパクトタイプを購入しました。持ち手の部分が短いですが、ヘッド部分は普通のサイズですのでシャワー交換でも問題なく使えます。
一度使うとなかなか使う機会がないので、場所を取られたくない人にオススメです。
Ainuosen Large Opening Adjustable Wrench Spanner with Short Handle 5”(Max Opening: 30mm/1.2 inch)
トラブルシューティング:固定シャワーの取り外しができない、水漏れするときはどうする?
固定シャワーヘッドが外れないとき
古いアパートなどでは固定シャワーが長年使用され、なかなか外れないときがあります。
そんな時は、強めにグッグッと何度か繰り返し力を入れてズラしていく感覚で緩めていくと外れることがありますのでトライしてみてください。
それでもダメなときは以下の方法を試してみてください。
①スパナとナットの間にタオルやシート状のゴムを巻いてトライ
② 熱湯をかけて金属を膨張させてからトライしてみる
③ アパートのメンテナンスに交換を依頼する
(万が一破損したときに借主側の過失にされないというメリットあり)
④ 専門の業者に来てもらう
(これは最終手段だと思います)
交換後に接続部から水が漏れるとき
シャワーヘッドを交換して一息ついたのもつかの間、シャワーの根元から水が漏れてくることがあります。
ただし、この原因は明らかで、シールが不十分なことが原因ですので、封止テープを厚めに巻くことで解決します。
交換用シャワーに付属するシールは基本的に、必要最低限の長さしか入っていません(一度失敗したらやり直しがきかないくらいちょっとしか入っていない)ので、使い切ってしまった場合はアマゾンやHome Depotなどで購入しましょう。
その他、知っておくと便利な情報
吸盤式ホルダー
シャワーヘッドが固定されている場所はとても高い位置にあり、日本人にとってはとても不便です。
そんな時は吸盤式ホルダーがお勧めです。好きな高さにシャワーヘッドを固定することができ、アングルも2段階に調節できます。
これを取り付けてから、妻が入るときや、子供をお風呂に入れるときにとても役立っています。
BOPai Vacuum Suction Cup Shower Head Holder,Adjustable 20 Degrees From the Wall
ホースが単品で買える
- ホースが壊れた
- 長さが足りない(もうちょっとほしい)
というときにはホースだけ単品で購入することもできます。
一般的なホースの長さは59 inch(1.5m)ですので、「もっと長さが欲しい」という方はそれより長いものを選びましょう。
尚、我が家は一度子供が強く引っ張ってホースが壊れてしまったことがあるのですが、ホースだけ交換できたので、シャワーヘッド全部を交換するよりも安く済みました。
最後に
ご参考までに、我が家のシャワー周りの写真をお見せします。
シャワーヘッドの根元に掛けてある黒いラックはTargetで購入して取り付けたものです。体を洗うタオルを掛けたり、掃除道具を乗せたりすることができますので、シャワーヘッド交換と一緒に取り付けるとより便利になります。アマゾンでも似た商品が購入できます。
Simple Houseware Bathroom Hanging Shower Head Caddy Organizer, Silver (22 x 10.2 x 4.2 inches)
その下のシャンプーなどを乗せているシルバーのラックはアマゾンで一番人気の商品でしたので購入してみました。吸着力が高いうえに張り直すこともできるのでとても便利です。使って1年以上たちますが、一度も剥がれ落ちたことはありません(剥がれ落ちる気配もありません)。キッチンで使うこともできますので、壁に貼り付けるタイプの棚をお探しの方にはお勧めです。
また、シャワーカーテンは以下のようなビニールタイプを使っています。布製のものよりもカビにくいのでおすすめです。
関連記事:シャワーカーテンの付け方・選び方
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