以前、米国居住者がFirstrade(ファーストレード)の口座を開設する方法について紹介しましたが、「日本やアメリカ以外の国から開設するにはどうすればよいの?」といった問い合わせを受けることが何度かありました。
そこで今回は、日本を含む米国外の国からインターナショナル口座を開設する方法について画像ガイド付きで紹介したいと思います。
※米国居住者は以下の記事に沿って口座開設いただけます↓
駐在員の投資は「Firstrade」で始めよう。アメリカ証券口座開設~購入ガイド
Firstrade証券(ファーストレード)証券とは
まず最初にFirstrade証券について簡単に説明します。Firstrade(ファーストレード)とは、1985年に設立されたアメリカのニューヨーク州に本社を置く証券会社で、40年以上の歴史を持っています。
私はかれこれ5年近く使っていますが、入出金や株・ETF売買など基本的な操作がスマホアプリで完結できるので、とても重宝しています。また、最近ではビットコイン や イーサリアム などの暗号通貨を証券化したIBIT、ETHAなど日本では扱われてないETFを購入でき、税制面でも大きなメリットの一つといえます。
日本をはじめ、中国、香港、台湾、韓国、タイ、インド、シンガポール、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、アイルランド、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、イスラエル、マカオ、マレーシア、ニュージーランド、メキシコ からも口座開設ができます。
【Firstradeのポイント・メリット】
- 日本人利用者が多い
- 口座開設時の必要入金額ゼロ/口座維持手数料ゼロ
- 売買手数料が無料
- 配当金の単元未満自動再投資(DRIP:ドリップ)が可能
- 日本で取り扱っていないETFを購入できる
事前に準備が必要なもの
①携帯電話
②パスポート
③マイナンバー(カード)
口座開設手順(15分もあれば完了)
以下に口座開設の手順を説明します。15分もあれば完了します。
① Firstrade証券ウェブサイトに行く
②「OPEN AN ACCOUNT」をクリックする

③ 携帯電話番号と認証コードを入力する

④ 国籍と出生地を入力する

⑤ パスポートをアップロードする

⑥ 氏名・生年月日・住所 等を入力する



⑦ 資産や投資経験等の情報を入力する

⑧ 信用取引(マージン取引)やオプション取引の希望を選択する

⑨ ユーザーIDとパスワードを設定する

⑩ 電子署名(サイン)を行う
利用規約(Service Agreement)を読んで問題なければサインをします。

⑪ 以上でアカウント登録作業は完了です。
最後に証券口座番号が表示されるので、メモかスクリーンショットを取っておくと安心です。

⑫ 最後に、登録したメールアドレスに申請(Application)完了のメールが届いていることを確認しましょう。数日の審査を経て、「Congratulations!」の文字を含むメールが届いたら無事登録が完了している証拠です。お疲れさまでした。

初回ログイン後の作業
Firstradeトップページでユーザー名とパスワードを入力してログインします。
その後、口座使用に関する同意書にチェックをして、PIN(暗証番号)の入力をしてから、
秘密の質問の設定を行います。

口座開設&無事ログインが完了したら、取引が開始できる状態になります。
次にFirstradeへ資金を入金する方法について説明します。
Firstradeに入金する
Internationalを口座を開設された方の場合、米国内に銀行口座をお持ちでない方が多いと思いますので、その場合は国際送金を行う必要があります。
送金手順① トップページからDeposit/Transferページへ移行

送金手順② 送金先(Firstradeの口座情報)をメモして、送金元(日本/米国外の銀行)に伝える

※現在はWISE経由での直接入金は対応していないようですのでWISEを使った手順は割愛します。
なお、出金手続き(Firstrade → 海外の銀行)については、Wire Transferの反対の作業(Firstradeに海外銀行の口座情報を登録して送金手続き)を行います。
以上で取引開始に必要な一通りの設定は完了です。
実際の取引やDRIPなどの手続きに関する情報は、以下の記事(↓)を参考にしていただけます。
駐在員の投資は「Firstrade」で始めよう。アメリカ証券口座開設~購入ガイド
この記事をご覧くださった皆様の口座開設やトレードがうまくいくことを願っております!