今や生活の必需品となったスマートフォン。
インストールするアプリによって生活の質（QOL）を左右するといっても過言ではありません。
アメリカでも日本と同様に多くのアプリが存在しますが、無数にあるアプリの中から本当に使えるアプリを見つけるのは至難の業です。
そんな人のために、私がインストールしている便利なアプリを厳選してご紹介します。
もちろん、日本でもおなじみのGoogle系アプリやFacebook、Twitter、Amazonなどは米国でも同様にダウンロードできますので今回は割愛します。
交通
Transit
乗り換え案内アプリ ※イチオシです。
指定した出発地点から目的地点まで、様々な交通手段（徒歩、車、電車、バス、自転車、飛行機）を組み合わせて最適なルートを案内してくれます。遅延情報やレンタサイクルの利用状況もリアルタイムで反映してくれるため、精度が高いところがGoodなアプリです。
Waze
カーナビアプリ
今やスマートフォンをカーナビとして使うことが当たり前になったアメリカではカーナビアプリは必須アイテムです。Wazeは日本語に設定できるのがGoodなポイントで、渋滞情報や警察が近くにいるなどの情報をリアルタイムでシェアしてくれるところも有難いです。
英語に問題がない方はiPhoneにプリインストールされているMapsで十分です。
Uber
タクシー配車アプリ
日本ではあまり浸透していないUberですが、アメリカではメジャーな移動手段です。アカウント作成後にクレジットカード情報を登録すればすぐに利用開始できます。アプリ上で目的地を入力すると、目的地までの所要時間と料金が出てきますので、問題なければポチっと押すだけで配車完了です。チップも含めて支払いはすべてアプリ上で完結しますので英語に不安がある方でも安心して使えます。
Lyft
タクシー配車アプリ
Uberとほぼ同じシステムの配車サービスです。UberとLyftを兼務しているドライバーさんが結構います。ただし、地域によってはどちらか一方しか使えない場合がありますので、両方インストールしておくと安心です。
旅行
Hotwire
ホテル直前（空室）予約サービス
空室を出してしまうよりは値下げしてでも部屋を埋めたいホテル側と、こだわりはないから安く宿にありつきたい人をマッチングさせるアプリです。「ホテル名が開示されない」という制約はありますが、その代わりに格安で泊まれちゃいます。3-4割引きは当たり前。別名ホテルガチャ。ホテル名は開示されないものの、グレード（星の数）と評価が見れるためハズレを引く確率が低いです。3つ星以上のホテルがオファーをたくさん出しており、週末でも結構空きがありますので使わない手はありません。
マネー
Mint
マネー管理アプリ
日本でお馴染みの「マネーツリー」や「マネーフォワード」と似たサービスです。アプリ内で銀行口座やクレジットカードのアカウントを紐づけて、預金残高や取引履歴をトラッキングすることができます。またアメリカ生活を送るうえで大切な「クレジットヒストリー」もこのアプリ上で確認することができますので入れておくと便利です。
Venmo
お支払いアプリ
「ベンモ」と読みます。同僚や友人と割り勘するときや、個人間でお金のやり取りするときによく使われるアプリです。アメリカ人は現金を持ち歩かず、銀行口座間で送金すると結構な手数料がかかりますのでこういった無料で送金できるアプリが主流になっています。注意点としては、アプリの初期設定が「Public」（お金のやり取りをユーザー全員に公開）となっていますので、設定画面からPrivate（非公開）に切り替えましょう。
SNS
Line
日本でお馴染みのLineはアメリカのApp storeでもダウンロードできます。日本で使っていたアカウントを米国アプリに移管することもできますが、同じアカウントを複数の端末で持つことはできませんので注意しましょう。
We Chat
中国でメジャーなSNSアプリです。こちらもLineと同様にアメリカのApp storeからダウンロードできます。
グルメ
Starbucks
Starbucksのアプリです。モバイルオーダーができますので、英語に自信がない方でもスムーズに注文や受け取りができます。
McDonald’s
マクドナルドのアプリです。モバイルオーダーにより、カウンターで注文や支払いすることなく席まで商品を持ってきてくれたり、ドライブスルーに並ばず「Curbe Side」まで店員さん商品を持ってきてくれるように注文することができます。また、アプリを介して注文するとポイントが貯まったり「Deal」と呼ばれる割引券が毎回使えますのでかなりお得です（例：ポテトLサイズが毎回1ドルなど）。
情報
Smart News
日本でもお馴染みのスマートニュースはアメリカでもダウンロードできます。アプリ内で日本版と米国版が選べますので、お好みの言語に設定しましょう。ただし、 米国版では選択できるニュースはほとんどがアメリカのニュースで、日本のニュースは「Kyodo News」だけですので日本のニュースを多く見たい方は日本版に設定しましょう。私は英語の学習を兼ねて米国版に設定しています。
言語
Weblio
日本では英次郎がメジャーですが、アメリカではダウンロードできませんので、代替手段としてWeblioがお勧めです。
VPN
TunnelBear
VPNアプリ
VPNはVirtual Private Network（仮想プライベート・ネットワーク）の略で、例えば米国に居ながら日本でインターネットをつないでいる環境を作ることができる仕組みです。このアプリでは、自分で選んだ国のVPNを構築して、その国でないと使えないアプリを利用できる状態にします。TunnelBearは1日あたり500MBまで無料で使用できますが、動画などをたくさん見たい方は容量が足りないため、有料（無制限）にアップグレードしましょう。
ボストンエリア限定
以下はボストンエリアにお住まいの方に限定してご紹介します。
ボストンエリア駐車アプリ
ボストン近郊で駐車する際には欠かせないアプリです。中には25セントコインもしくはレジットカードでないと支払えない場所もありますが、大体の場所ではこのアプリで支払いができます。クレジットカードが必要です。アプリは3種類ありますが、エリアによって使えるアプリが異なる（指定のアプリを使う必要がある）ため、すべてを入れておくのが良いです。
Passport Parking
ParkBoston
PayByPhone
BlueBikes
レンタサイクルアプリ
ボストン近郊を歩いていると必ず目にする「青い自転車」を使うためのアプリです。1回3ドル弱で、約90ドルの年間パスもあります。クレジットカードが必要です。街の至る所にステーションがあるため、思い立ったらすぐに使えるところがGoodです。また、ステーション間で「乗り捨て」ができるのも便利です。
以上、生活を便利にするスマートフォンアプリ【18選】をご紹介しました。他にも便利なアプリは沢山ありますので、ご自分に合ったアプリが見つかることを願っています。
