アメリカで生活を始めると体温計も常備しておく必要がありますが、現地で何も考えずに調達すると華氏℉表示しができないものを購入してしまう可能性があります。
そこで今回は、華氏から摂氏への切り替えができて、かつ精度が抜群な体温計をご紹介します。
おすすめの体温計
実際に買ってみて良かったのが、米アマゾンで圧倒的に評価が高かった以下の非接触タイプ(赤外線)の製品です。
レビュー数はなんと7万件以上、そのうちほとんどが5つ星、トータルで90%以上が4つ星以上をつけています。
この製品のポイントをまとめると以下の通り。
- 非接触でピッと1秒で測定完了
- 華氏℉から摂氏℃への切り替え可能
- 数字と共にバックライトの色で体温の状態を教えてくれる
我が家では小さな子供がいるのでデイケアへの申告用に華氏に設定していますが、自分で使うときは摂氏に切り替えています。
具体的には以下のように測定結果が表示されます。摂氏表示だと、32~37.3℃は緑、37.4~37.9℃はオレンジ、38℃以上は赤で表示されるといった具合です。パッと見てすぐ分かるのでありがたい機能ですよね。
また精度に関してですが、我が家で購入してまもない頃に私と妻で平常時にいろんな角度から測ってみたのですが、ほぼ各自が認識している平熱が表示されました。ですので測定結果には全幅の信頼を置いていますし、子供の体温も正確に測ってくれていると実感しています。
さらに、この体温計の使い方の番外編として、赤ちゃんのミルクやスパゲッティなどの料理、室温の測定にも使うことができます。
我が家ではこの商品を買ったときには子供が2歳になっていたのでミルクには使えませんでしたが、そのときに持っていたら重宝していたと思います。
また、料理に使うのであれば低温調理がおすすめです。60℃くらいに設定することが多いですが、指を突っ込んだだけでは分かりにくいので、ピッとかざすだけで温度が分かるので助かっています。測定範囲は0℃~100℃(32℉~212℉)ですので、揚げ物の油の温度などには使えませんのでご留意ください。
赤外線ならではの機能性と利便性をあわせもつ体温計、一家に一台あれば、幅広い用途で活躍してくれ、特に体調に関わる体温を摂氏で表示してくれる優れものです。
アメリカで買ってみて良かった商品の一つですので一度検討してみてはいかがでしょうか。
華氏と摂氏の変換方法について
アメリカに来て1年半が経ちますが、実は華氏(℉)という単位にはいまだ慣れません(泣)
できれば避けて通りたいのですが、その意に反して気温やオーブンの設定など、アメリカではあらゆる場面で℉が使われています。
しかも計算式が複雑で、単純に一つの数字を掛けたり足したりすれば求まるわけではないのでとても厄介です。
公式↓
摂氏(℃)=(華氏-32)÷ 1.8
華氏(℉)=(摂氏×1.8)+ 32
うーん、「暗算は無理!」ってなりますよね。
このため、私は便宜上に以下の二つの数字を覚えています、
32℉(0℃)・・・・これを下回ったら氷点下
100℉(38℃)・・・・発熱している状態、猛暑
の二つを覚えておけば、今日はかなり寒いのか、熱いのか、発熱しているのかくらいは分かりますで便利です。
参考までに、以下のような摂氏⇔華氏の変換表もありますので載せておきます。
以上、アメリカでオススメの体温計と温度変換について紹介させていただきました。
皆様のアメリカ生活が快適でより良いものになることを願っています。