アメリカ 花粉症の時期とおすすめアレルギー薬(お悩みを一挙解決)

医療

アメリカは花粉症がないと聞いて渡米したものの、何故か鼻がむずむずする、くしゃみがとまらない、など花粉症と同様のアレルギー症状を感じたことはないでしょうか?

実はアメリカにはスギ花粉と違ったアレルゲンがたくさん存在し、季節性アレルギー(Seasonal Allergy)という言葉もよく使われます。

そこで今回は、季節性アレルギーの原因やアレルゲンの種類について解説します。

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季節性アレルギーの原因

春だけがアレルギーの季節ではなく、多くの植物が一年中花粉を飛ばしています。住んでいる地域によっても花粉が飛散する時期や期間が異なります。花粉の飛散量は、日によっても時間によっても異なります。

春のアレルゲン

春になると、気候や場所によって異なりますが、1月から4月にかけて花粉が飛散し始めます。代表的なものはヒノキ、松、白樺、ポプラ、トリネコ、ヒッコリー、ニレなどです。

夏のアレルゲン

夏は草花の花粉が多く飛散します。寒い地域ではライ麦、チモシー、ブルーなどの北方系の草花の花粉が、暖かい地域ではバミューダグラスなどの南方系の草花の花粉が飛散します。

秋のアレルゲン

秋になると、一般的に雑草の花粉が主役になります。ブタクサ、イラクサ、ヨモギ、ファットヘン、スイバなどの雑草が代表例です。

花粉の飛散状況の調べ方

花粉のレベルを知るには、Pollen.comのウェブサイトが便利です。

サイトを開くと以下のマップが表示され、全米の花粉の飛散状況が一目でわかります。また、ZIPコードで自分の地域を検索したり、マップ上で州をクリックすることができ、更に詳細を知ることができます。

(例:マップ上でMA州をクリック)↓

試しにボストンにあるピンをクリックして詳細を見てみると、以下のフォーキャストが表示されます。昨日と本日の花粉の状況と、明日の予報を確認することができます。

おすすめのアレルギー薬

アメリカは日本よりもアレルギー薬が簡単に手に入ります。また、日本で認可されていない薬もいくつかありますので、一度試してみると良いかもしれません。以下で紹介するものはすべてOTC(Over the Counter)=市販薬ですので、薬局やネットで購入することができます。以下で紹介するものはいずれも効果は24時間持続します。

最も売れている ザイザル(XYZAL)

Xyzal Allergy Pills, 24-Hour Allergy Relief, 80-Count, Original Prescription Strength

効き目に定評のあり、アメリカで一番売れているレボセチリジン塩酸塩を有効成分としたアレルギー薬です。日本では処方箋がないと手に入らないため、アメリカで大量に買い込んで帰国する日本人もいます。

アメリカで信頼の厚い ジルテック(Zyrtec)

Zyrtec 24 Hour Allergy Relief Tablets, Antihistamine Allery Medicine with 10 mg Cetirizine HCI

こちらも日本では処方箋が必要ですが、アメリカではOTCとなっているアレルギー薬です。有効成分はセチリジン塩酸塩です。アメリカではザイザルよりも長い使用実績があり、アメリカ人の間で信頼の厚い薬です。

日本でもお馴染みの アレグラ(Allegra)

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日本でもお馴染みのアレグラはフェキソフェナジン塩酸塩を主成分としたアメリカでも人気のアレルギー薬です。眠くなりにくいなど副作用が少ないことでも知られています。くしゃみ、鼻水、目のかゆみや涙、鼻や喉のかゆみなどアレルギーの症状全般に効果が見込めます。

合う人におすすめ クラリチン(Claritin)

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クラリチンはロラタジンを有効成分とするアレルギー薬で、日本で販売されているものと同じ症状、使い方ができるお薬です。日本ではアレグラ派とクラリチン派に分かれますが、クラリチン派の人はアメリカでも成分が同じクラリチンを使っておくと安心です。

安価なジェネリック Amazon All Day Allergy

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アマゾンのプライベートブランドとして販売されているアレルギー薬です。有効成分はセチリジン塩酸塩で、ジルテックのジェネリック版となります。注目すべきは価格がジルテックの3分の1以下と、効き目が同じなのにお財布に優しい価格帯となっています。また、内容量が30タブレット、90タブレット、300タブレット、365タブレットの4種類から選択でき、容量が多くなるにつれてお得になる点も魅力です。

芝刈りなどでくしゃみが止まらない人は『N95マスク』

3M Aura Particulate N95 Respirator 9205+, Flat Fold Lightweight Design, Non-Valved

芝刈りなど屋外で作業をするときは、アレルギー薬を服用に加えてN95マスクを着用するとより効果的です。アレルゲンをなるべく吸い込まないことによってその季節のQOLを向上させることが期待できます。

自宅で受けられるアレルギー検査キット

自分の体がどのアレルゲンに対して反応を起こすか知ることも重要です。アメリカでは髪の毛を使った640種類の食物アレルゲンが検査できるキットをアマゾンで購入することができます。また、検査結果は郵送により5日以内でオンラインで取得可能で、医療機関で受けるよりも簡単かつ割安で受けられますので一度試してみてはいかがでしょうか。一部の州では使えないようですので詳細は商品説明概要欄をご確認ください。

5Strands Food & Environmental Intolerances, Deficiency Test, 998 Items Tested, Includes 4 Tests – Food Intolerance, Environment Sensitivity, Nutrition & Metals Imbalance Test, Results in 5 Days

最後に

アメリカでも花粉症に悩まされているは意外と多いものです。原因と対策を知って快適なアメリカライフを満喫しましょう!

花粉症・アレルギー薬以外の医薬品については以下の記事にまとめています↓

関連記事:【まとめ 症状別】アメリカで常備したいおすすめ市販薬(保存版)

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