日本では、ちょっとした傷の消毒といえば「マキロン」が定番ですが、アメリカにはマキロンのような消毒薬があるのでしょうか?
結論から言うと、アメリカ版マキロンとしてよく使われているのが「Bactine(バクチン)」です。今回は、Bactineとは何か、日本の消毒薬との違いや使い方について紹介していきます。
Bactine(バクチン)とは?
Bactineは、アメリカで広く使われている消毒薬で、主成分は「ベンザルコニウム塩化物(Benzalkonium Chloride)」と「リドカイン(Lidocaine)」です。
- ベンザルコニウム塩化物:殺菌・消毒作用がある成分
- リドカイン:局所麻酔作用があり、痛みを和らげる成分
つまり、Bactineは傷口を消毒するだけでなく、痛みも軽減してくれるのが特徴です。

日本のマキロンとの違い
日本のマキロンとBactineには、いくつかの違いがあります。
Bactine(バクチン) | マキロン | |
---|---|---|
主成分 | ベンザルコニウム塩化物、リドカイン | ポビドンヨード、グルコン酸クロルヘキシジン など |
効果 | 消毒+痛みの軽減 | 消毒 |
使用感 | しみない | ややしみることがある |
香り | ほぼ無臭 | 特有の薬品臭 |
マキロンは消毒がメインですが、Bactineは痛みを和らげる成分が入っているため、小さな子どもにも使いやすいのがポイントです。
Bactineの使い方
Bactineは以下のような使い方ができます。
- 傷の消毒:転んで擦りむいたときや、ちょっとした切り傷にスプレー。
- 虫刺されのかゆみ軽減:リドカインが含まれているので、かゆみや軽い痛みを抑えるのに役立ちます。
- 日焼け後のケア:軽度の日焼け後に使うと、ヒリヒリした痛みを和らげることができます。
Bactineはどこで買える?
Bactineはアメリカのドラッグストアやスーパーで手軽に購入できます。
- 販売店:Walmart、Target、CVS、Walgreens など
- オンライン:Amazon などでも取り扱いあり
まとめ
アメリカで傷の消毒をするなら、日本のマキロンの代わりにBactineを使うのが一般的です。消毒だけでなく痛みも和らげる効果があるので、特にお子さんがいる家庭では1本あると便利です。
アメリカで生活している方や旅行中にケガをしたときは、ぜひBactineを試してみてください!

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