【最強】アメリカ版ヒルトンクレジットカードで100万ポイント獲得するロードマップ

マネー・投資

こんにちは。アメリカ在住2年目のもりもりです。

今回は私が愛してやまないヒルトンクレジットカード(Amex発行)で得する方法をお伝えします。

この通りに実行すれば2年もあれば100万円以上の価値があるヒルトンポイント+無料宿泊特典が得られる再現性の高い方法ですので興味のある方は是非試してみてください。

アメリカのクレジットカードについてあまり詳しくない方は、日本のクレジットカードと比べて桁違いの入会ボーナス(特典)が得られるとまずは理解していただければよいと思います。

ざっくりと流れを言うと、夫婦で交互にクレジットカードを作っていきます

何故かというと、夫婦で紹介し合うと紹介ボーナスと入会ボーナスの二重取りができるからです。

我が家はこの方法で120万ヒルトンポイント+無料宿泊2泊分を獲得しました。

1ヒルトンポイント約0.6セントの価値があると言われていますので、120万ポイント×0.6=7,200ドル(1ドル140円換算で約100万円)に加えてパークハイアットなどラグジュアリーホテルでも使える無料宿泊券が2泊もらえましたので、1泊軽く見積もって5万円だとしても10万円ほどの価値です。

合計で110万円ですね。思わず笑っちゃいます。

さて、どれだけベネフィットがあるか分かったところで、具体的にどうすればボーナスが獲得できるのか、順を追って説明していきます。

※ボタンをクリックした後に「View all Cards with a Referral Offer」から「Card Type」を選択してオファー内容をチェックしてください。

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① 配偶者のジョイントアカウント登録する

これはどういうことかというと、アメリカでクレジットカードを作るためにはクレジットヒストリー(クレジットスコア)が必要になります。

駐在などで渡米された方は最初にJAL USA CARDやANA USA CARDを作成する人が多いと思いますが、これはクレジットスコアがなくても作れる貴重なカードです。

基本的には、これでクレジットヒストリーを構築していき、現地で新しいクレジットカードを作れる状態を目指します。

ただし、注意しなければならないのが、何もしなければクレジットスコアが付くのは作成者本人だけという点です。

つまり、配偶者はクレジットヒストリーが構築されません。家族カードを持っていてもです。

では、どうすれば配偶者のクレジットヒストリーが作れるかというと、JAL/ANA USAカードの配偶者アカウント(ジョイント会員登録)を申し込む必要があります。(このほかにも方法もありますがジョイント会員が簡単なのでここでは割愛します)

申し込み方法はJAL/ANA CARDお問い合わせフォームから「ジョイント会員登録したい」旨を送るだけです。

その後のやり取りに必要な書類は以下の通りです。SSNカードが必要になりますので、未取得であれば早めに取得しましょう(SSN申請の参考記事)。

  • パスポートのコピー
  • SSN(ソーシャルセキュリティー)カードのコピー
  • 居住証明書(光熱費/公共料金などの請求書コピー、賃貸契約書、米国の公的な身分証明書など)

これで、最初のステップは完了です。

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② クレジットスコアを構築する

ヒルトンカードを含め、Amexが発行するクレジットカードは承認条件のハードルが低いです。

ざっくりクレジットスコア680以上、アメリカで生活開始から半年後くらいから承認されるイメージです。

もちろんスコアが高いに越したことはありませんが、私はできるだけ早くベネフィットの良いクレジットカードに切り替えることをお勧めしますので、4-5か月経ったタイミングで一度トライしてみるのもアリだと思います。

尚、良好なクレジットスコアを構築するには「毎月期日までに確実に支払い」し、「限度額いっぱいまで使い過ぎない」ことです。

Amexのカードだけを作るのであればあまり意識しなくても問題ありませんが、Chase Sapphire Preferredなど将来的に承認条件の厳しいカードを取得するときには重要なポイントです。

③ ヒルトンカードに申し込む

さて、いよいよカードに申し込みます。

アメックスヒルトンには4種類のカードがあり、それぞれベネフィットが異なります。(2022年10月現在ヒルトンカードを発行しているのはアメックスだけです)

なかには年間費のかかるカードもありますが、通常はそれを上回るベネフィットを提供してくれます。

年会費に抵抗のある方やメリットを十分に受けれなそうという方はまずは無料カードだけでも作ってみてください。

無料カードでも8万ポイント(2~3泊相当)がもらえます。

Hilton Honors CardHilton Surpass CardHilton Business CardHilton Aspire Card
年会費0ドル150ドル150ドル550ドル
入会ボーナス8万ポイント13万ポイント13万ポイント15万ポイント
達成条件2,000ドル利用
(3か月以内)
3,000ドル利用
(3か月以内)
3,000ドル利用
(3か月以内)
6,000ドル利用
(3か月以内)
付帯ステータスシルバー
※年2万ドル利用でゴールド
ゴールド
※年4万ドル利用でダイヤモンド
ゴールド
※年4万ドル利用でダイヤモンド
ダイヤモンド

その他特典特になし15,000ドル使うと
週末1泊無料宿泊
Hiltonクレジット$200(50×5)
15,000ドル使うと
週末1泊無料宿泊
Hiltonクレジット$200(50×5)
毎年1泊無料宿泊
リゾートクレジット$400(200×2)
AmexTravelクレジット$200(50×4)
ヒルトンポイントヒルトン系ホテル 7倍
スーパー/ガソリン/レストラン 5倍
その他 3倍
ヒルトン系ホテル12倍
スーパー/ガソリン/レストラン 6倍
その他 3倍
ヒルトン系ホテル 12倍
ビジネス用品 6倍
トラベル 6倍
その他 3倍
ヒルトン系ホテル 14倍
スーパー/ガソリン/レストラン 7倍 or 3倍
その他 3倍
外貨手数料無料無料無料無料
申し込み紹介リンク紹介リンク紹介リンク紹介リンク

「会社員などでもビジネスカードを作れるの?」と疑問を持たれるかもしれませんが、不用品の売買やポイ活などもある種のビジネスですので、個人事業主(Sole Proprietor)&その他の業種(others)で申し込みができます。メールアドレス、電話番号、SSNは個人のものを使用できます。私の経験上、証明書などを求められることはありませんし収入などは自己申告で構いません。

ヒルトン会員ステータスについては以下の表を参考にしてください。

無料カードでもシルバー会員になることができ、5連泊したときの5日目の宿泊が無料になったり、Spaのディスカウントが受けられたりします。

また、ゴールド以上のステータスでは日本(米国以外)では朝食が2名まで無料になったり、アメリカでも15-25ドルのミールクレジットがもらえたりします。

部屋のアップグレードは混雑状況によりますが、空きがあればゴールド/ダイヤモンドどちらも無料でアップグレードが受けられます。

ダイヤモンド会員のメリットは何と言ってもヒルトンで最上位のステータスであることです。

アップグレードの確率は当然ゴールドよりも高いですし、アーリーチェックインやレイトチェックアウトも融通を利かせてもらえます。

また、ラウンジがあるホテルであれば無料でラウンジに入ってドリンクやスイーツ、フードなどを楽しめます(通常は5,000円ほど)。

ダイヤモンドステータスは本来は42泊しなければ得られないステータスなのですが、Hilton Aspireならクレジットカードを持つだけで得られてしまうので本当に驚きです。

ポイントor無料で泊まれてダイヤモンドステータスのベネフィットを享受できるなんて最高ですよね。

Hilton Aspireは年会費が550ドルというのがネックですが、これはカードに付帯するリゾートクレジット半年ごとに200ドル(合計400ドル)やAmex Travelクレジットが四半期ごと50ドル(合計200ドル)、2つのベネフィットをあわせて600ドルを使えるかがキモになってきます。

個人的には、リゾートクレジット(Resort&Spaが付いたホテル等での食事やサービス、売店での買い物 ※全ての請求を要部屋付)の400ドルは難なく使えるため、550ドルから400ドルを差し引いて、実質的には150ドル程度の年会費だという感覚です。

AmexTravelクレジットを使いきれれば年会費は実質無料+50ドルのおつりがくるという事になりますし、毎年の無料宿泊が付いていると考えれば150ドルでも安いと感じます。

以上でカードの魅力は十分に感じて頂けたと思いますが、一体どうやって大量のポイント獲得できるのか、という点について次に説明します。

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④ ボーナス達成条件(ミニマムスペンド)をクリアしてボーナスを得る

カードを作ったら無条件でポイントがもらえるわけではなく、それぞれのカードで設定されている達成条件(ミニマムスペンド)を作成日から3ヶ月以内に達成する必要があります

上記の表をおさらいすると、それぞれHilton Honors Card(無料カード)は2,000ドル、Hilton SurpassとBusinessは3,000ドル、Hiltpn Aspireは6,000ドルがミニマムスペンドでした。

それぞれ3ヶ月で達成するとなると、月300ドル~1,300ドル程度で可能なので、アメリカで普通に生活していたら難なくクリアできる金額ですし、出張などで経費を立て替えられるケースではあっさりとクリアできるでしょう

また、家賃をクレジットカードで支払うという方法もあります。

私のアパートではクレジットカードで決済できますし、Plastiqというサービスを使えばアパートがクレジット決済を受け付けていない場合でもPlastiqがチェックでの決済を代行してくれ、我々はPlastiqにクレジットカードで支払うという流れで処理できます。

いずれも3%程の手数料がかかりますが、得られるボーナスに比べると断然安いので私は日々の決裁で処理しきれいないときに利用しています。

家賃が支出に占めるウェイトは高いので、クレジット決済ができるとミニマムスペンドのクリアが格段に楽になります(一度に2枚分のボーナスを達成できることも)。

④ 夫婦(又は友人)で紹介し合う

上記の手順で1枚目のクレジットカードのボーナスを達成したら、次は2枚目の作成です。

ここでのポイントは、2枚目は本人からの紹介で配偶者名義で作るという事です(配偶者以外の家族や友人でも大丈夫です)。

そうすることで、15,000~20,000ポイントの紹介ボーナスが得られます。

これを以下のイメージのように繰り返していけば、合計で約120万ポイント達成です。

この例では記事作成時点のボーナスをもとに作成していますが、プロモーションの内容(ポイントアップやSurpass/Businessの年会費初年度無料や無料宿泊特典追加など)によって増減することがありますが、おおむね100万ポイント以上+Aspireの無料宿泊2泊分を獲得できる再現性の高い方法です。

実際に作成する際は順不同で構いませんし、相手先が別のカードでも紹介ボーナスを受けることができます(例:紹介者Honors > 作成者Surpassなど)。

ヒルトンカードへの紹介であればカードの種類が違っても紹介ボーナスが得られるのは大きなメリットと言えます。

ヒルトンカードは全4種類、夫婦で合計8枚ですので、それぞれ3ヶ月でボーナスを達成していくと、8×3=24ヶ月で全てのボーナスが得られるという計算です。

私の場合ミニマムスペンドをすぐに達成できたカードも結構あったので、1年ちょっとで達成できました。

仮に24ヶ月かかったとしても、駐在や留学中に達成できると考えています。

一応気にしておかなければならないのが年会費が掛かるカードがあることです。

SurpassとBusinessがそれぞれ150ドルでAspireが550ドルと、すべてのカードを2枚ずつ作れば夫婦合計で1,700ドルかかります。

この金額が高いか安いかは作成者次第となりますが、私は得られるボーナスとステータスを考えると断然安いと考えています。

550ドルのカードを2枚作るのはちょっと、という人はAspireを1枚にしても良いと思います。

それでも1000ドル程度の支出でほぼ100万ポイントが得られます。

更に、SurpassとBusinessを1枚ずつにしても80万ポイント以上(ポイント宿泊数20~30泊分)が得られます。

入会ボーナスを獲得した後は、2年目以降も年会費を払い続けるのはもったいないので、継続利用したいカードだけ残して他は解約するようにしましょう。

解約のタイミングは2年目の会費がチャージされたところでAmexのチャットから簡単に手続きできます。作成から1年経過しているので、ペナルティなどは発生しません。

もしチャット時に「ボーナスをつけるから継続して」と言われたらボーナスの内容と年会費を天秤にかけて判断すればよいです。思いがけず良いオファーがもらえるかもしれません。

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ポイントや無料宿泊特典の使い方

獲得したポイントはガンガン使いましょう。

アメリカのHampton Innなどのビジネスホテルであれば朝食付きで2~3万ポイントから泊まれるところがありますので、100万ポイントあれば米国滞在中の宿泊をすべてカバーできるかもしれません。

無料宿泊特典の使い道はスタンダードルームに限りますが、ホテルのグレードに制限がありませんので、コンラッドやウォルドーフ・アストリアなどの最高級ホテルで使ってみてはいかがでしょうか。

また、ポイント宿泊や無料宿泊は親族や友人などにプレゼントすることも可能です。予約は自分で行って、宿泊者名と連絡先を親族/友人にしておけばOKです。

私は無料特典でラグジュアリーホテルをプレゼントしたことがありますが、自腹で払うにはなかなか手が出ませんが、無料宿泊でしかも相手も喜んでくれたので最高のプレゼントになりました。

また、余ったポイントはポイントプログラムで合算できますので、中途半端で使い切れないという心配がありません。夫婦どちらか一方(ステータスが高い方)に集約するのがおすすめです。

ポイントの有効期限は24ヶ月ですが、ポイントの増減がある限りは有効期限が延長されますので、定期的にカードを使ったりポイントを移行させたりしていれば失効する心配はありません(最後の増減があってから24ヶ月動きがなければ失効)。稀に規約の改定がありますので、最新情報はヒルトンのサイトで確認してみてください。

ちなみに、個人的にはヒルトンポイントは日本で使うのがもっとも満足度が高く、効率の良い使い方だと考えています。

その理由を次に説明します。

ヒルトンホテルは日本に力を入れている

アメリカの大手ホテルチェーンは他に「マリオット」や「ハイアット」、「IHG」(インターコンチネンタルホテルなど)などがあります。

特にマリオットは世界最大のホテルチェーンですが、その規模に比べて日本のホテルの数が少なく、重要な市場として見ているとは思えません。

それに対し、ヒルトンは2020年代に10件以上の新規ホテルが建設されていて、2023年「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」、2025年「ウォルドーフ・アストリア大阪」、2026年「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」と日本で注目のホテルが続々とオープンします。

私が良く利用するのは「ヒルトン小田原リゾート&スパ」なのですが、都心から電車や車で1時間ちょっとで行けてのどかな自然やオーシャンビューが味わえ、おまけに大きな室内温水プールがあるので、子供連れには天国のような場所です(もちろん大人だけでも楽しめます)。またこのホテルはHiton Aspireでもらえる400ドルのリゾートクレジットが使える貴重なホテルです。

また、日本は長らくデフレに陥っている(最近は少しずつインフレしていますが)こともあり、ホテル料金も控えめです。なので、同じグレードのホテルでもアメリカより安く泊まれますし、消費するポイントも少なくて済みます。そしてサービスの質もアメリカとは桁違いです。

日本のヒルトン系列ホテル拠点

まとめ:ヒルトンカードを作って沢山のポイントとベネフィットをゲットしよう!

せっかくアメリカで生活する機会を得たのであればベネフィットが山盛りのクレジットカードを作らないのはもったいないです。

各カードの特長ををよく比較して最初に作るカードを選んでみてください。

アメリカ滞在中に是非100万ポイントをゲットしてお得にヒルトンライフを満喫しましょう!

(この記事が参考になった方、これから新規に作成しようと考えている方は是非紹介リンクから作成いただけると有難いです。私が泣いて喜びます m (_ _)m )

Hilton Honors CardHilton Surpass CardHilton Business CardHilton Aspire Card
年会費0ドル150ドル150ドル550ドル
入会ボーナス8万ポイント13万ポイント13万ポイント15万ポイント
達成条件2,000ドル利用
(3か月以内)
3,000ドル利用
(3か月以内)
3,000ドル利用
(3か月以内)
6,000ドル利用
(3か月以内)
付帯ステータスシルバー
※年2万ドル利用でゴールド
ゴールド
※年4万ドル利用でダイヤモンド
ゴールド
※年4万ドル利用でダイヤモンド
ダイヤモンド

その他特典特になし15,000ドル使うと
週末1泊無料宿泊
Hiltonクレジット$200(50×5)
15,000ドル使うと
週末1泊無料宿泊
Hiltonクレジット$200(50×5)
毎年1泊無料宿泊
リゾートクレジット$400(200×2)
AmexTravelクレジット$200(50×4)
ヒルトンポイントヒルトン系ホテル 7倍
スーパー/ガソリン/レストラン 5倍
その他 3倍
ヒルトン系ホテル12倍
スーパー/ガソリン/レストラン 6倍
その他 3倍
ヒルトン系ホテル 12倍
ビジネス用品 6倍
トラベル 6倍
その他 3倍
ヒルトン系ホテル 14倍
スーパー/ガソリン/レストラン 7倍 or 3倍
その他 3倍
外貨手数料無料無料無料無料
申し込み紹介リンク紹介リンク紹介リンク紹介リンク

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